やすをの覚え書きVol.7 高気圧酸素BOX 酸素カプセル 効果検証 ストレス発散 リラックス効果 末梢循環改善 肩こり 冷え性 肌荒れ対策

高気圧酸素カプセルの効果は既に広く知れ渡っていますが、まともな装置で正しく使用されなければ逆効果となる。

残念な事に、世の中には十分な知識を持っていないにも関わらず、儲かると思えば手を出し、更に勝手な解釈を加えるヒト・企業がある。特に日本という国は、国家資格を持たずに人の体に関わる事に手を出せてしまう危険な面がある。具体的な事例の提示は避けるが、看護師時代にいくつもの被害事例を見てきている。

さて、本題に戻り今回は導入した高気圧酸素BOXの効果について、前回の様な私の主観ではなく客観的に検証してみたいと思う。

と言っても、高価な機材を使用する訳にもいかないので…手持ちのSpO2測定器(パルスオキシメーター)を用いる事にした。ちなみに使用している測定器は医療用機器としての認可を取得しているものである事を付け加えておきたい。(臨床で使用してきた物だから当然なのだが…)

検証方法は、BOX内に入り落ち着いた状態として、約5分安静にしたところで測定器を取り付けデータを撮影。その後、BOX内の気圧が1.3で安定したところで、安静時で同様にデータを撮影。そのデータについて分析する事とした。

計測データはこちらのとおり。

ちなみに…今回SpO2については検証対象外となる。理由は、SpO2というのは血中の酸素飽和度を測定している訳だが、動脈中のヘモグロビンと酸素の結合割合を%で示す値(つまり「結合型酸素」の値)であり、高気圧酸素BOXにおける有効な酸素は「溶解型酸素」である事からパルスオキシメーターでは比較対象となるデータが得られない為である。

今回着眼したのは、「脈拍」と「PI%」。

まず脈拍の変動について。初期の値は71回/分(これは私の日常生活での値と合致する。)。そして高気圧下では58回/分となった。高気圧下では単純に1分間で13回低下した事になる。人の脈拍がこの様な変化を起こす場面は、急変(ショック状態)や睡眠時など。ただし急変時は更に低下が進む訳で、この場合低下し安定している事から当然急変は除外できる訳で、睡眠状態に近い状態となっていた事が推測できる(もちろん居眠りしていた訳では無い)。つまり、睡眠時の様な精神的リラックス状態となった事で脈拍が低下したと考える事ができる。

次にPI%。これが何を表しているかと言うと、末梢還流(末梢の血流状態)を計算した値である。最大値は20%で、数値が高い程血流が良い状態を意味する。初期値が10.0%。この値自体割と高く、良い血流状態である事を表している。そして高気圧下での値は何と!19.8%!と限りなく最大値に近い値を示した。これは、高気圧下において末梢の血流が促進されている事を改めて証明した事となる。末梢の血流促進は冷え性や肩こり、肌荒れなどの症状改善に直接影響を与える事から、体のリラックスにも繋がると言えるだろう。

今回の検証で明らかになった事をまとめると、高気圧酸素BOXの使用により「精神的リラックス状態が得られる」事と、「抹消の血流促進効果」が客観的に証明された事となる。

ストレス過多となっている現代社会。ストレスを溜め込んでしまう前に、高気圧酸素BOXで効率的・計画的にリラックス環境を作り、心身共に癒してあげる「ご褒美」が必要ではないだろうか?

ガレージ内に設置されている高気圧酸素BOX。BOXのみの利用が気軽にできるので、是非ご活用頂きたい!

✳︎この検証結果は、株式会社タイムワールド社製高気圧酸素BOXを適切に使用した中で得られたものであり、同じような機能や効果を謳う他社製酸素カプセル、酸素ルームの類の効果を証明するものではありません。

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